温泉旅行の楽しみ方と温泉に対する思い
坂口友英です。
ぼくは、温泉が好きだ。
ゆったりと流れる時間は、非日常的で、日頃の疲れを癒してくれる。
部屋に露天風呂は必須だと思う。誰にも気兼ねなく、伸び伸びと温泉を楽しめるからだ。
景色を眺めながら、ゆっくり浸かっていると、時間の流れも忘れてしまう。
ぼくは、温泉に行っても、敢えて観光などはしないようにしている。
おみやげ屋さんにちょっと立ち寄るくらいはするが、目的はあくまでも湯治だからだ。
観光をして疲れてしまっては、元も子もない。
そして、あまり遠出もしないようにしている。公共の交通機関を使って、1〜2時間以内で行ける範囲で温泉旅行に行くことが多い。移動があまり好きではなく、帰りも憂鬱になってしまうからだ。
ぼくのような人間は、近所のスーパー銭湯でも、十分に楽しめる。最近のスーパー銭湯は、中で食事ができたり、岩盤浴があったり、天然温泉だったりもして、大好きなサウナもある。
値段もそこそこだが、それ以上のコストパフォーマンスの高さを感じる。街の至るところにあったりして、意外な発見もあって楽しい。
元々温泉好きなぼくは、スーパー銭湯も渡り歩くことがある。仕事帰りにフラッと立ち寄るつもりが、居心地が良過ぎて長居してしまうこともしばしばある。しかし、漫画や雑誌があったり、椅子にテレビが設置してあったりと、長居しても飽きないような工夫がされている。
日本人に生まれて良かったと思う瞬間でもある。
女性同士は温泉旅行や日帰り温泉に一緒に行けるから、少し羨ましくも思う。
基本的には1人で行くのが好きなのだが、やはり時々誰かと一緒に行きたくなるものだ。
温泉地で楽しそうに過ごしている女子旅の様子を見ていると、男同士ではできないなと思い、憧れてしまう。
そんな人間観察をしつつ、ぼくはやはり1人で定期的に温泉を楽しんでいる。家の狭い浴槽に浸かっていると、やはり大浴場のある温泉に行きたくなってしまうのだ。温泉の魅力は、ここでは語りきれないほど感じている。
将来的には、温泉地の近くに住むのも悪くない。仕事もリタイヤして、特に何もない日々を過ごすのであれば、毎日温泉三昧で、こんな贅沢はない。これまで頑張ってきたご褒美とも言えるかもしれない。
ぼくの温泉好きは一体いつから始まったのだろうとも思うが、日本人だからこそなのではないだろうか。
時々存在している温泉嫌いな人は、もったいないと思う。
今後も、温泉を楽しみながら、頑張って行きたいと考えている。